歯科医師について、様々な質問にわかりやすくお答えいたします。
歯科医師を目指す学生の方も、転職を考えている方も、正しい知識のもと理想の仕事を探したり、就職・転職の参考になればと思います。
※順次情報の追加・更新をしています。
歯科医師の国家試験【2025年】日程、合格基準、これまでの合格率
歯科医師国家試験は、合格すると歯科医師免許が取得できる国家試験です。試験は年1回、1月下旬から2月上旬の土日に実施され、合格発表は3月中旬です。6年間学ぶ歯学部の課程を修めて卒業すると、受験資格が得られます。
歯科医師の給料は?初任給や開業医と勤務医の年収傾向
歯科医師の平均給料は、年収が924万3,000円、月給が各種手当込みで69万5,800円です。賞与・ボーナスは89万3,400円、時給は8,133円となっています。
歯科医師の仕事内容とは?医師や歯科衛生士との違い
歯科医師の仕事内容は、口腔内とその周囲の病気やケガの治療です。具体的には「むし歯や歯周病の治療」「予防処置」「機能回復」「矯正」「口腔外科治療」などがあります。
歯科医師の開業
歯科医師は、将来的に開業をする人が非常に多い職業です。全体では56%の人が開業しており、60代では81%が開業しています。開業者のなかでは50代と60代で62%を占めています。
歯科医師の大学は何年制?
歯科医師になるためには、大学の歯学部を卒業して、歯科医師国家試験に合格する必要があります。歯学部は6年制です。歯学部は全国に29学部あり、国立が11学部、公立が1学部、私立が17学部です。
歯科医師になるには?資格の取り方や臨床研修の期間
歯科医師になるには、歯科医師国家試験に合格する必要があります。歯科医師国家試験は、高校卒業後に大学の歯学部に入学し、6年間の決められた課程を修了・卒業することで受験できます。
歯科医師の就職先
歯科医師は、就職先の97%が病院や診療所などの医療機関です。医療機関の中では、歯科医院(デンタルクリニック)が全体の85.9%を占めています。
歯科医師の転職理由
歯科医師の転職理由は、「より専門性を高めたい」「開業スキルを学びたい」などのキャリアアップをはじめ、「人間関係の悪化」や「待遇への不満」など勤務先への不満などがあります。
歯科医師の将来性
歯科医師は、医師などと同じように社会にとって不可欠な存在であり、将来性がある仕事といえます。むし歯などの治療はもちろん、口腔内の健康が全身の健康に影響を及ぼすため、歯科医療に大きな期待が寄せられています。