2024年3月13日更新
医療事務の仕事内容とは?
医療事務の仕事は、医療機関や医療関連施設で、患者の受付業務や会計業務、診療報酬請求業務などの事務手続き、あるいはそれらに関する仕事です。医療機関内でスムーズな運営を支える重要な役割を果たします。
受付業務
保険証や診察券の内容確認、問診票の記入依頼、カルテの準備
会計業務
受診内容をもとに必要な費用を計算し、明細書を作成する
保険請求業務
診療報酬明細書の作成、提出
クラーク業務
カルテの整理や検査データの準備、入退院関連の事務全般
医療事務の仕事内容・業務
医療事務の主な仕事は、病院やクリニックなどの医療機関、医療関連施設での受付・会計・保険請求業務、クラーク業務になります。2年ごとに改訂される診療報酬の細かな基準にそっての計算や、患者の対応、案内を行うため、正確性やコミュニケーション能力が求められる仕事になります。
受付業務
来院した患者から診察券や保険証を受け取り、内容を確認し、カルテを準備する。医療費助成制度等がある場合は、それらを利用しているかどうかの確認もあわせて行います。確認後、問診票の記入を依頼し、カルテの準備を行います。
会計業務
診察後、カルテの内容と診療報酬点数表、加入している保険の適用に応じて自己負担額を計算し、請求書を作成し、お金を払ってもらいます。金額の計算はコンピューターで入力することで、自動的に行われます。
保険請求業務
レセプト業務といわれるこちらの業務は、レセコンと呼ばれるコンピュータが作成したレセプト(診察報酬明細書)を確認し、組合健保や協会けんぽ、市区町村などの健康保険の保険者に医療報酬を請求する作業です。多くの病院、クリニックでは週・月単位でまとめて確認することが多いです。
クラーク業務
「外来」と「病棟」の2種類の業務があり、外来クラークは、外来で来た患者さんの受付や、電話での問い合わせ対応、予約受付などを行います。病棟クラークは、主にナースステーションで、入院している患者さんに対しての入退院手続きや診療報酬の計算などを行います。